宇治キャンパスで2019年度総合防災訓練を実施しました。（2019年10月30日）

宇治キャンパスでは、宇治市東消防署の協力のもと宇治市で震度6弱の地震（南海トラフ地震）が発生したことを想定した、総合防災訓練を行いました。

同訓練は、京都大学危機管理計画（地震編）に対応する訓練に、地震時の安否確認・情報伝達の要素を加え、負傷者や火災の発生等、現実的な想定のもと、組織的な避難誘導・情報伝達を総合的にシミュレーションするものとなっています。教職員で組織する自衛消防地区隊を中心に、その他の教職員、学生など宇治キャンパス全体で総勢1,000名以上が参加しました。

訓練では、初期消火や安否情報伝達、避難誘導、負傷者の救護、また避難状況の集計等、様々な場面が設定され、参加者は、それぞれが各自の役割を確認しながら実践しました。また、本学で運用している安否確認システムを使用した情報収集の訓練も行いました。

避難訓練の後には、宇治市東消防署の指導による消火器操作訓練も行われました。参加者は熱心に説明を聞き、実際に消火器を手にしての消火体験を行いました。

最後に、宇治地区世話部局長である橋本学 防災研究所長の挨拶、宇治市東消防署から講評があり、訓練は終了しました。