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マティルダ・エーンクランス スウェーデン高等教育・研究担当大臣一行が宇治キャンパスを訪問しました。エーンクランス大臣はかねてより気候・環境・持続可能な成長といったテーマに大きな関心があり、京都で開催されたSTSフォーラム(科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム)出席のための来日に合わせて、宇治キャンパスへの訪問が実現しました。
最初に、渡辺隆司 生存圏研究所長が歓迎の挨拶を行った後、矢野浩之 生存圏研究所教授が、植物由来の材料であるセルロースナノファイバー(CNF)を用いた新素材に関する研究の説明を行いました。そして、アナ・マリア・クルーズ 防災研究所教授が、都市沿岸部での大規模災害に関するリスクマネジメント研究についてのプレゼンテーションを行いました。続いて、繊維板試験実験棟で、セルロースナノファイバー(CNF)に関する研究・実験の様子を視察しました。
その後、キャンパス内の中庭でランチミーティングを行い、本学の女性研究者7名が参加しました。女性研究者との意見交換は、エーンクランス大臣の宇治キャパス訪問のもう一つの目的であり、和やかな雰囲気の中で行われました。