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令和元年度京都大学基金企業寄附奨学金(CES)の奨学生が決定し、併せて寄附企業と奨学生の交流会を百周年時計台記念館で行いました。
CESは、本学卒業生・修了生が活躍する民間企業からの寄附により、学業優秀な学生が経済的困窮を理由として修学を断念することのないよう支援することを目的として、平成29年度に設立した給付型の奨学金制度です。今年度は11社より寄附がありました。
交流会ではまず、川添信介 理事・副学長から挨拶があり、寄附企業への感謝とともに本学の現状、使命などについて触れ、「給付型の奨学金を必要としている学生は多く、ぜひ今後もご支援をお願いしたい」と述べました。
引き続き、寄附企業11社それぞれの代表者より企業の紹介や寄附に至った経緯、また学生に対しての励ましの言葉がありました。その後、奨学生代表の学生が「奨学金のおかげで、経済的な不安なく大学に通うことができている。興味を持っている分野を中心に、今後はより一層勉学に励んでいきたい」と述べました。
学生と寄附企業の歓談の後、横山陽一 総務部次長より本学学生の経済的状況についての言葉とともに寄附企業への御礼を行いました。