第11回京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)表彰式を開催しました。(2019年3月4日)

公開日

優れた研究成果を挙げた本学の若手女性研究者を顕彰する制度である、京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)の第11回の表彰式を開催しました。

表彰式は、最初に選考委員長である稲葉カヨ 理事・副学長より、選考経緯に関する報告を交えた開会の挨拶があり、引き続き、たちばな賞学生部門受賞者の藤森詩織さん(理学研究科博士後期課程3年)、研究者部門受賞者の西本希呼 人間・環境学研究科特定研究員に、山極壽一 総長よりそれぞれ表彰状と記念楯が授与されました。

続いて、副賞の「ワコール賞」が、伊東知康 株式会社ワコール代表取締役社長から贈呈されました。また、優秀女性研究者賞奨励賞学生部門受賞者の齋藤美保さん(理学研究科博士後期課程3年)、木邑真理子さん(理学研究科博士後期課程2年)にも、同じく山極総長より表彰状が、また伊東社長より副賞が贈呈されました。

その後、山極総長が受賞者への祝福の言葉と更なる活躍を期待するエールを送り、また、伊東社長から受賞者への祝辞が述べられました。

引き続いて、たちばな賞受賞者による研究発表が行われ、藤森さんは「高周期14族元素を骨格に含むフェニルアニオン種の合成とその性質解明」について、西本特定研究員は「〈茨の国〉の言語 -マダガスカル南部タンルイ語の記述」について発表し、会場の参加者は熱心に聞き入っていました。

最後に、川添信介 理事・副学長より閉会の挨拶があり、盛況のうちに表彰式と研究発表を閉幕しました。

伊東社長の祝辞

山極総長の祝辞

受賞者および関係者