第11回東南アジアネットワークフォーラムを開催しました。(2018年10月29日、30日)

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インドネシア・西スマトラ州パダンにて、第11回東南アジアネットワークフォーラムを開催しました。このフォーラムは、本学元留学生によるインドネシア京都大学同窓会(HAKU)、京都大学ASEAN拠点と東南アジア地域研究研究所が共催し、本学からは、稲葉カヨ 理事・副学長のほか、経営管理研究部、工学研究科、エネルギー科学研究科の教員が出席しました。

本フォーラムは、元留学生が現地で組織する同窓会と連携して本学の最新研究成果を現地に還元することを最大の目的としており、現地社会が最も関心を寄せていることを学術テーマとして取り上げています。インドネシアでの開催は、2007年度から2014年度までHAKUが毎年開催してきた京都大学東南アジアフォーラム、2015年度からその規模を拡大した東南アジアネットワークフォーラムを合わせると、今回で12回目となりました。

また、今回のフォーラムは、サスティン・ソサエティ(SustaiN Society)、アンダラス大学(Andalas University)が主催する第7回「人間安全保障のための持続的な未来」国際会議(7th International Conference on Sustainable Future for Human Security)、第3回「熱帯地域におけるグリーン開発」国際会議(3rd International Conference on Green Development in Tropical Regions)との合同開催となりました。

1日目は、稲葉理事・副学長の挨拶に始まり、ラフマット・ウィトラール 大統領気候変動特使(Rachmat Witoelar, President’s Special Envory for Climate Change)、本学の小林潔司 経営管理研究部教授ら4名の基調講演に続き、午後からはテーマ別の研究発表が行われました。2日目は、本学の速水洋子 東南アジア地域研究研究所長をはじめ、マレーシア、オランダ、インドネシアの研究者による基調講演を行い、150名に及ぶ参加者が熱心に耳を傾けていました。また、夜にはイルワン・プライトノ 西スマトラ州知事(Irwan Prayitno, West Sumatra Governor)を交えて和やかな交流会が開催されました。

本フォーラムには、京都大学マレーシア同窓会(MyKyoto)からの同窓生も参加しており、国を越えた同窓会間での交流、同窓会を軸にした新たな研究者交流の可能性など、今後の相互発展について意見交換を行いました。

全体集合写真

稲葉理事・副学長による挨拶

ウィトラール大統領気候変動特使による基調講演

小林教授ら基調講演者による質疑応答

速水研究所長による基調講演

インドネシア京都大学同窓会(HAKU)集合写真

プライトノ知事を交えた交流会