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本学が推進する高大接続による知的卓越人材育成事業ELCASの平成30年度(第11期)開講式を京都大学理学研究科6号館にて開催しました。
有賀哲也 副学長(高大接続・入試センター副センター長・理学研究科教授)の挨拶の後、受講生は理系や文系など多岐にわたる10講座の内2講義を選択して受けました。
2018年度は法学・政治学分野24名、理系18分野133名、人文科学分野22名、東京キャンパス数学分野7名、同じくミライを創る講座22名、合計208名が選抜され、開講式にはうち174名が参加しました。
翌10月7日には、分野別オリエンテーションと自己紹介、杉野目道紀 理事補(工学研究科教授)の講演「有機合成化学:分子を創りだすサイエンス~大学の研究室から生み出される知と人材~」を行いました。
参加者からは、「京都大学では1つの学問に絞らずたくさんの広い分野と結びつけて、研究を行うことができると知った。また、現在高校で行っている探究活動がいかに重要なものであるのかということを知ることができた。」「講義・講演や受講生、修了生との交流を通じ、"研究する"とは何たるものか考えさせられることがたくさんあった。」「ELCASで過ごす時間は1つでも多くのことを経験し、お金ではとってかえられない、有意義なものとしたい。」といった学問や研究への期待の高さが感じられる感想が多数寄せられました。
受講生は、2018年10月から2019年2月までの間に6回(人文科学分野は発表会を含め3回)実習や演習に参加し、最終日には体験発表会を行います。
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