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「環境マインドで未来を拓け」の出版を記念して、工学研究科都市環境工学専攻が主催する講演会「京都大学環境工学研究 最前線」を、京都大学東京オフィスにて開催しました。講演会には企業や他大学の研究者など33名の参加者がありました。
講演会では、高岡昌輝 工学研究科教授・都市環境工学専攻長による開会の挨拶および専攻と書籍「環境マインドで未来を拓け」の紹介のあと、中田典秀 流域圏環境質総合研究センター助教が「微量汚染物質のモニタリングが切り開く環境鑑識学」のタイトルで講演を行いました。続いて、環境衛生学講座より上田佳代 工学研究科准教授が「環境汚染物質による健康リスク研究の最前線」のタイトルで講演を行いました。
休憩を挟んだ後、大気・熱環境工学分野より藤森真一郎 工学研究科准教授が「気候変動政策研究の最前線」のタイトルで、続いて水環境工学分野より西村文武 同准教授が「流域の望ましい資源循環を目指した下水処理場へのオゾン処理技術導入の検討」のタイトルで講演を行い、最後に環境デザイン工学講座より高岡教授が「これからの廃棄物・資源循環」のタイトルで講演を行いました。最後に、高岡教授より閉会の挨拶があり、講演会は終了しました。
各発表とも、それぞれの分野で研究として何が行われているのかをわかりやすく説明し、会場からも多くの質問が寄せられました。また休憩時間や講演会後も発表者と参加者との間での活発な議論も見受けられ大いに盛り上がりました。
関連リンク
- 京都大学学術出版会「環境マインドで未来を拓け」
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=2258
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