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「China-Japan-Korea SERVE Initiative 2018」に、本学から10名の学生が参加しました。本プログラムは、2017年度に、本学と香港理工大学(中国)、北京大学(中国)、梨花女子大学(韓国)の4大学合同で本学にて第1回目が開催され、2018年度は第2回目として、中国の四川省が開催場所となりました。今回新たに参加大学として、四川大学(中国)、四川農業大学(中国)、延世大学(韓国)の3大学が加わり、3ヵ国7大学より合計60名の学生が参加しました。協力教員として、本学から林愛明 理学研究科教授、浅利美鈴 地球環境学堂准教授、德地直子 フィールド科学教育研究センター教授が参加しました。
学生たちは、四川大学(成都市)の災害管理・復興研究所への訪問や、四川農業大学(雅安市)での講義を受けた後、3つのグループに分かれ、雅安市内の3つの村(廟圷村、河坎村、紅草村)に滞在し、「コミュニティと高齢者」をテーマとして、地域の住民やNGOの方々と協力しながら協同イベント・ワークショップの開催等の活動を行いました。
参加学生の声
- 様々な文化圏で様々な考えを持つ友人と出会うことができ、とても有意義でした。日本でも災害や持続可能性、高齢者の問題を考える必要があるため、共通の問題を他国の学生と議論することができました。また、中国語をもっと学びたいという刺激を受けました。
- 言語の壁があったが、それを越えて高齢者の方々や子供たちと交流できた。中国の村はまだまだ、伝統工芸が廃れていないように感じられたので、これからどのように残していくのかが課題になってくると思った。韓国や中国の大学生の皆さんと交流できたのもいい機会になった。それぞれが、さまざまな経験から得た知識をもとにクリエイティブにプログラムに参加する姿勢は自らのこれからの大学生活の取り組み方を考えさせられるものであった。
関連リンク
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本プログラムは、本学が加入している大学間ネットワークUSRN(University Social Responsibility Network)の活動の一環として行われました。 http://www.oc.kyoto-u.ac.jp/network/usrn/