Data Science Spring School 2018 Returnsを開催しました。(2018年6月2日、9日)

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国際高等教育院附属データ科学イノベーション教育研究センターは、Data Science Spring School 2018 Returnsを開催しました。

このセミナーは「数理及びデータサイエンスに係る教育強化」拠点大学の活動として、多くの学生がデータ科学の最前線について知ることができ、さらにデータ科学の手法について、その利用法を体験しながら実践的に学ぶことができる機会を提供するように企画したものです。

「Data Science Spring School 2018」(2018年3月27日~29日開催)に続き、今回のセミナーにおいても、講師である教員がそれぞれ開発・利用しているデータ科学手法について講演しました。演習の時間では受講生が講義で学んだ手法を実データとコンピュータを用いて実践する形式をとりました。

セミナーは、1.佐藤俊哉 医学研究科教授および相田麗 同特定研究員と今井匠 同特定研究員による「病気の治療法はこうして作られる臨床統計学 -医療におけるデータサイエンス―」、2.阿久津達也 化学研究所教授による「Python と Scikit-learn によるバイオインフォマティクスデータ解析」、3.山本豪志朗 医学部附属病院医療情報企画部特定講師と杉山治 同先制医療・生活習慣病研究センター特定講師による「医療分野におけるデータサイエンス:医用画像処理」の三本立てで行いました。

二日間で本学、大阪大学、一般企業などから延べ58名の参加があり、参加者からは、「参加者のレベルが異なる中で、とてもわかりやすい講義だった」、「今後ぜひ他のテーマもふくめ定期的に開催してほしい」というような感想が寄せられ、盛況のうちに終了しました。

国際高等教育院附属データ科学イノベーション教育研究センターでは、データ科学の実践的な学びの場として活用されること目指して今夏にサマースクールの開催を予定しています。

左から、講演する佐藤教授、今井研究員、相田研究員

左から、講演する阿久津教授、山本講師、杉山講師

会場の様子

データ科学手法を実践的に学ぶ様子