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優れた研究成果を挙げた本学の若手女性研究者を顕彰する制度である、京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)の第10回の表彰式を開催しました。
表彰式は、最初に選考委員長である稲葉カヨ 理事・副学長より、選考経緯に関する報告を交えた開会の挨拶があり、引き続き、たちばな賞学生部門受賞者の森本千恵さん(医学研究科博士後期課程2年)、研究者部門受賞者の石井美保 人文科学研究所准教授に、山極壽一 総長よりそれぞれ表彰状と記念楯が授与されました。続いて、副賞の「ワコール賞」が、安原弘展 株式会社ワコール代表取締役社長から贈呈されました。また、優秀女性研究者賞奨励賞学生部門受賞者の華井明子さん(医学研究科博士課程3年)、研究者部門受賞者の三宅可奈江 医学部附属病院特定病院助教にも、同じく山極総長より表彰状が、また安原社長より副賞が贈呈されました。
その後、山極総長が受賞者への祝福の言葉と更なる活躍を期待するエールを送り、また、安原社長から受賞者への祝辞が述べられました。
引き続き、たちばな賞受賞者による研究発表が行われました。森本さんは「網羅的SNPs解析を利用した実践的血縁鑑定法の開発」について、石井准教授は「西アフリカと南インドにおける宗教・自然・近代に関する人類学的研究」について発表し、会場の参加者は熱心に聞き入っていました。
最後に、川添信介 理事・副学長より閉会の挨拶があり、盛況のうちに表彰式および研究発表は閉幕しました。