工学研究科都市環境工学専攻は、地球環境学堂と連携して「グローバル環境人材養成プログラム」を実施し、中国清華大学及びマレーシアマラヤ大学から若手研究者および博士課程・修士課程の学生の受け入れを行いました。このプログラムは「ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業」の一環として行われたもので、地球規模での環境問題に対して共通認識、共通理解の元に解決に導くことを目的としています。
プログラム前半は、関東方面にて都市ごみ処理施設や浄水場、産業技術総合研究所を視察し、文化交流を実施しました。
後半では、北村隆行 工学研究科長への表敬訪問や本学各研究室での分析研修、企業での環境分析研修を行いました。26日には本学学生も含めた約50名が参加した京都市北部クリーンセンター及び鳥羽水環境保全センターの視察、27日には本学学生自主企画・運営ワークショップ「The 3rd International Workshop on Environmental Issues for Young Students and Researchers by Young Students and Researchers」を実施しました。ワークショップでは3か国の学生がそれぞれの研究について口頭発表及びポスター発表し互いに議論を深めた他、国連開発計画の中井淳子 Environment and Energy Specialistをお招きし「Development and the Environment」と題した持続可能な目標(SDGs:Sustainable Development Goals)に関する基調講演を行いました。
これらの活動により、地球規模での環境問題、各国での環境問題について共通の認識を培い、相互理解を深めました。
関連リンク
ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業(平成29年度実施)
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/international/global-bridge/course-01/wild-wise/course29