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百周年時計台記念館・国際交流ホールにおいて、総長主催「外国人研究者との交歓会(Kyoto University Reception for International Academics)」を開催しました。これは恒例の国際交流イベントとして毎年開催しているもので、本学で教育・研究に携わっている外国人研究者、総長・理事等役員および部局長をはじめ、外国人研究者と関わりのある本学教職員が、互いの交流を深めることを目的としています。今回は、各研究科・研究所・センター等から、約300名の参加がありました。
交歓会は、三橋紫 国際戦略本部副本部長の司会のもと、稲葉カヨ 理事・副学長による開会の挨拶によって始まりました。山極壽一 総長の挨拶では、大学の掲げるWINDOW構想に沿って、多様な研究分野について異なる視点から意見を交わすことの重要性、それらが革新的・創造的な考え方を生み出すことにもつながることなどが述べられ、参加者は熱心に耳を傾けていました。続く湊長博 理事・副学長・プロボストによる乾杯の発声の後は、参加者それぞれが研究内容などをもとに歓談をし、互いに親交を深めました。今年度も例年通り、子どもを持つ研究者のために託児室を設けたことにより、夫婦や家族での参加がしやすくなり、交流もより一層広がりのあるものとなりました。また、会の途中には、本学能楽部狂言会の学生達により、狂言「棒縛」が披露され、会に華を添えるとともに、参加者に日本の伝統文化にも触れてもらえる良い機会となりました。
交歓会は、終始和やかな雰囲気の中、約2時間にわたり行われ、盛会のうちに終了しました。