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京都大学学術研究支援室（KURA）は、国際ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム機構（HFSPO： Human Frontier Science Program Organization）と共催で、同プログラム説明会を学術研究支援棟で実施しました（協力： 日本医療研究開発機構）。説明会には、学外関西圏の8機関11名を含む計28名が参加しました。
まず、HFSPO本部（仏ストラスブール）の水間英城 同事務局次長が、プログラム概要と日本の研究者の申請傾向などを説明しました。次に、Dr. Geoffrey Richards 同研究グラント部門部長が、HFSPのプログラムの特徴である「学際性」と「新規性」や、研究グラント申請時の留意点を「良い例」、「悪い例」を挙げて解説しました。最後に、林康紀 医学研究科教授が、HFSPグラント採択者の経験から申請・採択・研究実施時の試行錯誤について、グラント審査員の視点から審査過程について具体的に解説しました。質疑応答では、HFSP応募資格の「独立した地位」とは何かなど、プログラム申請のための具体的な質問がありました。
HFSPは最難関とも言える海外ファンドのひとつですが、KURAでは今後も、このような海外ファンドの獲得にむけた研究者の挑戦を支援する予定です。
左から、水間事務局次長、Richards部長、林教授
説明会の様子
関連リンク
- 学術研究支援室Webサイト「海外ファンド Human Frontier Science Program の説明会を開催しました」（公開資料あり）
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/act/260
