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チャム・ウガラ・ウリヤトゥ 駐日エチオピア特命全権大使と小林義明 在大阪エチオピア名誉領事が来学され、山極壽一 総長、稲葉カヨ 理事・副学長、重田眞義 理事補らと懇談しました。
チャム大使と小林名誉領事は、2017年9月に山極総長を含む京都大学一行がエチオピアのアディスアベバ大学を訪問することを受け、7月6日に本学を表敬訪問されました。チャム大使は、「両大学の学術交流が今後より発展することを期待し、エチオピア大使館としても可能な範囲で協力していきたい」と述べられました。また、ご祖父も1960年代に同国の名誉領事を務められた小林名誉領事は、両国の架け橋として京都大学が積極的な役割を果たすよう期待を述べられました。
翌日7月7日には、アフリカ地域研究資料センターとアフリカ学際研究拠点推進ユニットの共催で、チャム大使による特別講演を稲盛財団記念館で開催しました。「エチオピア-日本の外交・政治・経済関係」と題した講演では、過去50年にわたる二国間関係の変遷に加え、アフリカ諸国の中でも高い経済成長率を誇るエチオピアの現状について紹介されました。質疑応答では、会場を埋めた約40名の参加者から質問が相次ぎ、活発な意見交換の場となりました。