山極壽一 総長、稲葉カヨ 理事・副学長、藤井滋穂 地球環境学堂教授、柴山守 ASEAN拠点所長ら6名の本学一行が、マヒドン大学(タイ)を訪問しました。訪問は、まずUdom Kachintorn マヒドン大学学長、Sansanee Chaiyaroj 同副学長ら、同大学要人への表敬から始まり、それぞれの大学での国際教育・研究の紹介がされるとともに、今後の両大学間での協力について活発な意見交換がなされました。その後、遠隔会議室に移動し、地球環境学堂と協働プロジェクトを実施しているハノイ理工科大学、ダナン理工科大学(以上、ベトナム)、ボゴール農業大学、バンドン工科大学(以上、インドネシア)、王立農業大学(カンボジア)、チャンパサック大学(ラオス)、そして京都大学と、遠隔会議システムで結び、短時間ながらそれぞれの大学紹介の時間を持ちました。
つづいて、広大なマヒドン大学キャンパスを、電気自動車(トラムと称し、学内の教職員・学生の移動のため5路線がキャンパス内を巡回)で移動し、各種の学部、建物を車内から視察しました。その後、同大学の得意とする医学部門と工学部門の融合研究センター、地球環境学堂との共同研究実施実験室などを見学の後、地球環境学堂が2016年1月に設置した本学の海外拠点オフィスを訪問しました。そこではマヒドン大学および本学とのクロスアポイント教員のSuwanna Kitpati Bootanon准教授(本学では特定講師)から活動が説明されました。その後、Jackrit Suthakorn工学部部長らと昼食会を持ち、マヒドン大学訪問の全プログラムが終了しました。
山極総長とKachintorn学長(表敬訪問での様子)
地球環境学堂関連ASEAN大学8大学への遠隔による総長挨拶
地球環境学堂マヒドン大学パートナーオフィス前での記念撮影