マレーシア・クアラルンプールにて、「京都ASEANフォーラム2016 -WINDOW to ASEAN : International and Innovative-」を開催しました。ASEANおよび日本における研究・教育、社会連携を軸にした情報共有、意見交換および協議を通じて、今後のASEAN・京都大学・日本のアカデミアとの連携の在り方について模索しました。2日間にわたるフォーラムには、マレーシアを中心にASEAN7カ国および日本から延べ250名以上の参加がありました。
今回のフォーラムは、マレーシア在住の元留学生の同窓会である京都大学マレーシア同窓会(MYKYOTO)および日ASEAN科学技術イノベーション共同研究拠点(JASTIP)との共催、東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)、アセアン大学連合(AUN)をはじめとするASEANおよび、在マレーシア日本大使館、文部科学省、科学技術振興機構(JST)、日立製作所をはじめとする日本の産官学からなる23機関の後援を受け、開催されました。
初日は、Tun Abdullah Ahmad Badawi(トゥン アブドラー アハマド バダウィ) マレーシア前首相を来賓に迎え、Mohd Yunus Charlie Charingto(モハド ユノス チャリエ チャリント) マレーシア高等教育省審議官、宮川眞喜雄 在マレーシア日本国大使、稲葉カヨ 理事・副学長による開会の挨拶の後、山中伸弥 iPS細胞研究所長がASEANの若手研究者に向けてビデオメッセージを送りました。Y. B. Mr. Khairy Jamaluddin Abu Bakar(ヤン ベルホマット カイリー ジャマルディン アブ ベイカー) マレーシア青少年スポーツ大臣による開会挨拶と基調講演の後、山極壽一 総長、武田晴夫 日立製作所理事による基調講演を行いました。
閉会では、Muhammad Hakimi Hohad Shafiai(ムハマド ハキミ ホハド シャフィアイ) MYKYOTO会長、柴山守 ASEAN拠点所長、Datuk Dr. Abu Bakar Mohamad Diah(ダトク アブ ベイカー モハマド ディア) マレーシア科学技術イノベーション副大臣が挨拶しました。
また、フォーラム前に、MYKYOTOとの交流会を開催しました。互いに親睦を深めながら情報交換を行い、有意義な時間を過ごしました。