このたび、本学卒業生の竹内亜弥さんが、リオデジャネイロ五輪の女子7人制ラグビーの日本代表選手に選ばれたことは、昭和43年にメキシコ五輪の馬術競技に出場した荒木雄豪さん以来、48年ぶりの快挙です。心からお祝い申し上げるとともに、五輪でのご活躍を期待しています。
京都大学は、大学は窓という指針を掲げ、学生を主役とした大学を目指しています。このWINDOW構想のなかで、最初のWはWILD and WISE、すなわち、たくましく賢い能力を育てることを指します。竹内さんの活躍は賢いだけでなく、タフな京大生のよきモデルとして学生や同窓生の目に頼もしく映ることでしょう。これからも教職員一同、学生たちと力をあわせ、強い京大を作っていこうと思っています。ご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
平成28年6月29日
京都大学総長 山極壽一