広島京大会公開講演会・総会が開催されました。(2015年11月25日)

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広島市のホテルにおいて、平成26年に引き続き、広島京大会主催・本学共催の公開講演会、および平成27年度広島京大会総会が開催されました。広島京大会は、広島県下に在住する、または在住していた京都大学(旧帝国大学、新制大学、大学院)の卒業生を会員とした同窓会です。

公開講演会では、松沢哲郎 霊長類研究所教授の「人間とは何か-チンパンジー研究から見えてきたもの」と題した講演がありました。同窓生および市民約500名の参加があり、会場は満員となりました。松沢教授の「チンパンジーの研究を通してたどりついた「人間とは何か」の答えを考えてみたい」という講演に全員が聞き入っていました。

続いて、隣接する会場で開催された広島京大会総会には157名の同窓生の参加がありました。最初に池内浩一 会長(工学部・1953年卒)の退任挨拶があり、これまで会員に協力いただいたことへの謝辞が述べられました。次いで、新会長に選出された尾崎清 副会長(経済学部・1971年卒)から、広島京大会をさらに発展、充実させていきたいとの挨拶がありました。その後、徳賀芳弘 副学長(京都大学同窓会代表幹事)による挨拶と「京都企業-伝統と工芸と先端産業-」の講演が行われました。

総会終了後の懇親会では、松井一實 広島市長(法学部・1976年卒)の発声による乾杯の後、会員相互の交流が深められました。若い会員の参加も多く、賑やかに盛り上がる中、出席者全員で「琵琶湖周航の歌」の合唱が行われ、細田順弘 副会長(工学部・1965年卒)の一本締めをもって閉会となりました。

左から、開会挨拶を行う池内会長、講演を行う松沢教授、挨拶を行う尾崎新会長

左から、挨拶を行う徳賀副学長、乾杯の挨拶を行う松井広島市長、閉会の挨拶を行う細田副会長

総会風景