藤井滋穂 地球環境学堂長らが、ベトナムのフエ市内にあるフエグリーンホテルにて開催されたInternational Forum on Green Technology and Management 2015(IFGTM 2015)に参加しました。 IFGTM2015は2011年よりベトナムの上位の大学と嘉南薬理大学(ERM-CNU台湾)を含むConsortium for Green Technology Management and Research(CGTMR)によって毎年行われている環境工学系の研究発表会であり、2015年6月の時点で11の大学がCGTMRに加入しています。今回は7カ国から150名が参加し、学術分野における交流を深めました。本会の中で藤井学堂長は「アジアの都市における水利用の実態比較」について基調講演を行いました。
また、29日、日本学術振興会(JSPS)研究拠点形成事業「インドシナ地域における地球環境学連携拠点の形成」のミニワークショップを本会の中で開催しました。ワークショップは藤井学堂長の開会挨拶から始まり、活発で積極的な討論を3部構成で行いました。第1部では本学とインドシナ地域の各大学代表者による大学紹介および国際共同研究活動の紹介が行われました。続いて第2部では共同研究に関して小林広英 地球環境学堂准教授が次回のJSPS研究拠点形成事業に関する提案を発表しました。最後に第3部では田中周平 地球環境学堂准教授が本学と東南アジア諸国連合の大学間での新たな学術共同研究の構想とダブルディグリー・プログラムの計画を報告しました。本ワークショップは本学とベトナムを中心としたインドシナ地域の各大学との間で、研究と教育の点における国際学術共同研究の次のステージについて討論を行う良い機会となりました。