本学とBanaras Hindu大学(以下、BHU)は京都市とVaranasi市との間のパートナーシティ提携意向の下、調査研究を進めてきました。藤井滋穂 地球環境学堂長、ショウ・ラジブ 地球環境学堂教授、塩飽孝一 地球環境学堂特定研究員、Ranit Chatterjee 地球環境学舎研究生の一団が、インドのVaranasi市を訪問し、関係者との面談およびBHUの環境および持続可能な開発研究所との部局間交流協定締結を行いました。
3月26日に、Girish Chandra Tripathi BHU学長との面談を行い、部局間交流の発展に向けてBHUが本交流に尽力することが確認されました。また、Varanasi市役所の協力を得て実施した、Varanasi市の気候変動および防災レジリエンスに関する調査報告書を贈呈しました。
3月27日には、部局間交流協定締結を前にVaranasi市役所を訪問し、Ram Gopal Mohaley Varanasi市長との面談を行い、一団から調査への協力に対し、謝意を示しました。また、今後のさらなる協力が確認されました。
Varanasi市役所訪問後、京都市・Varanasi市パートナーシップに関する会合を行いました。地球環境学堂とBHUの環境および持続可能な開発研究所との部局間交流協定を締結しました。その後、ショウ教授がVaranasi市の調査結果の概要を示しました。この会合には、環境および持続可能な開発研究所の所長であるAkhilesh Raghubanshi BHU教授を始め、Mohaley市長、インド国外務省および都市開発省、インド側の京都市・Varanasi市パートナーシップ運営委員会、在インド日本大使館が出席しており、部局間交流の発展に大きな期待が寄せられました。