平成27年度京都大学入学者選抜試験(前期日程)における外国語「フランス語」の誤植について

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このたび、平成27年度京都大学入学者選抜試験(前期日程)における外国語「フランス語」について問題の一部に誤植があることが判明しました。

この事実を厳粛に受け止め、深く反省し、ここに発表します。

また、当該科目の受験者の皆様には深くお詫び申し上げます。

1.誤植の内容

平成27年2月26日(木曜日)に実施した入学者選抜試験(前期日程)において、外国語「フランス語」の問題IIの問題文中にアクセント記号が間違っていることが判明した。

原稿では正しいアクセント記号になっていたものの印刷時に誤植となり、校正時に見落としたものである。

2.誤植の発見状況

外国語の試験は、平成27年2月26日(木曜日)9時30分~11時30分に実施した。

2月27日(金曜日)、採点にあたり、フランス語の出題委員が問題の確認を行った際、アクセント記号の間違いを発見した。

3.当該誤植への対応について

フランス語の出題および採点委員によってすべての答案を確認した結果、誤植による解答への影響はないと判断したため、得点調整などの措置は行わないこととした。

4.校正見落としが起こった原因について

出題ミス防止策として入学試験委員会において作成したチェックマニュアルに基づき、校正作業時において見落としやすい事例を参考にしながら複数の出題委員で校正を行い、さらに、問題仕分け時、および試験当日においても複数の出題委員等による点検を行ったが発見できなかった。

5.再発防止策

チェックマニュアルに基づく確認作業を行っていたにもかかわらず、試験開始までに今回のミスが発見できなかった。今後、再発防止のため、関係委員会においてさらなるチェック体制の見直しや校正時におけるより一層の確認体制を充実させる。