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地球環境学堂は「ベトナム国ダナン市における水環境および21世紀型水循環システムに向けた新しいアプローチに関するCREST国際シンポジウム」を行いました。
シンポジウムでは始めにLe Thi Kim Oanh ダナン工科大学副学長が挨拶を行い、その後、田中宏明 工学研究科教授が本シンポジウムの趣旨を説明しました。11件の口頭発表、5件のポスター発表が行われ、田中周平 地球環境学堂准教授がダナン市の水環境の微量化学物質汚染の現況を発表したほか、谷口友莉 工学研究科修士課程学生が病原微生物汚染の現況とセラミック膜による処理効果の検討結果を報告しました。
その他、ベトナム行政関係者が水利用計画を、日本の研究者が水再生技術の適用事例などを発表し、熱心な議論が展開されました。国際協力機構(JICA)専門員や日本の民間企業研究者、大学研究者、ベトナムの行政担当者、大学研究者など合計55名が参加しました。
翌15日は、新たな水源候補地であるCuDe川上流に見学に行き、その後、工業団地の下水処理施設を訪問し、担当者から産業廃水処理の現状について説明を受けました。
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