タイ王国Mahidol大学工学部長と5学科代表の表敬訪問を受けました。（2014年10月22日）

タイ王国のWorawit Israngkul Mahidol大学工学部長と5名の学科代表（Songpol Ongwattanakul 教育工学副学科長、Gunn Kanatarntip 財務教育副部門長、Bovornlak Oonkhanond 化学工学科長、Somchai Pathomsiri 土木環境工学科長、Supphachan Rajsiri 生産工学科長）が京都大学を表敬訪問しました。

百周年時計台記念館の迎賓室にて、森純一 国際交流推進機構長より歓迎の挨拶が行われ、医学研究科、地球環境学堂との部局間交流協定を元にしたさまざまな交流について意見交換を行われました。続いて、地球環境学堂長室に移動し、柴田昌三 地球環境学堂教授、宇佐美誠 同教授、小林広英 同准教授、乾徹 同准教授、田中周平 同准教授、原田英典 同助教、の藤枝絢子 学術研究支援室特定専門業務職員とディスカッションを行いました。最初に柴田教授から地球環境学堂の教育・研究の概要について説明があり、修士課程において3か月以上のインターンシップをカリキュラムに入れている点などに興味を示されてました。続いて田中准教授からSuwanna Kitpati Mahidol大学助教との教育・研究交流の実績について報告があり、藤井滋穂 地球環境学堂長とともに2007年から継続しているインターンシップを通じた修士・博士学生の交流とタイ王国における微量汚染化学物質に関する共同研究に興味を持たれ、このようなインターンシップを他の研究室においても始めていきたいとの好意的な意見をいただきました。さらに小林准教授からダブルディグリーを含めたアジアにおける大学院教育の計画について説明がなされ、2015年度以降の連携について前向きな意見をいただきました。

午後には桂キャンパスに移動し、工学研究科都市環境工学専攻の教員との交流会が催されました。最初に大津宏康 工学研究科副研究科長から歓迎の挨拶が行われ、タイ王国における交流実績などが紹介されました。続いて、伊藤禎彦 工学研究科教授から都市環境工学専攻の教育・研究の概要が説明され、その後、水野忠雄 同講師、島田洋子 同准教授、西村文武 同准教授、上田佳代 同准教授、松岡譲 同教授、藤森崇 同助教から研究内容の紹介が行われました。最後に都市環境工学専攻研究室の実験室を見学し、熱心な質問が交わされ、今後のタイ王国Mahidol大学との交流推進に有益な一日となりました。