全学教育シンポジウム「大学教育における主体的な学びとは」を開催しました。 (2014年9月16日)

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桂キャンパス「船井哲良記念講堂」を会場とし、教職員等249名の参加を得て、「大学教育における主体的な学びとは」をテーマとする全学教育シンポジウムを開催しました。

このシンポジウムは、参加者が教育について全学的な議論や意見を交わすことにより共通理解を深め、今後の教育の改善・充実に資するとともに、部局の枠を越えた教職員の交流の場となることを目指して、1996年から開催しており、今回で第18回目となります。

午前の部は、北野正雄 国際高等教育院長による「国際高等教育院における教養・共通教育の改革」と題した基調報告の後、「大学教育における主体的な学び」の実践事例について、谷口説男 九州大学基幹教育院副院長、山田康彦 三重大学教育学部教授、松行輝昌 大阪大学全学教育推進機構大学院横断教育部門准教授および大阪大学学生 山口裕生さんから、それぞれの大学の実践事例を報告していただきました。

午後の部は、飯吉透 高等教育研究開発推進センター長が、「主体的な学びをどう育むか -教育文化・方法・環境・制度の観点から-」というテーマで講演を行いました。講演に引き続き、「京都大学における主体的な学びとは」というタイトルでパネルディスカッションを行いました。コーディネーターは喜多一 国際高等教育院副教育院長が務め、学内からパネリストとして、松本紘 総長、上杉志成 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)副拠点長・化学研究所教授、SANGA - NGOIE Kazadi 生存圏研究所特定教授、飯吉センター長、溝上慎一 高等教育研究開発推進センター教授、薮本章広 生協学生委員、学外からは午前中に報告していただいた先生方に加わっていただき、多角的視点での議論を行い、「大学教育における主体的な学び」への展望を示しました。

今回のシンポジウムを通じて、様々な形で「大学教育における主体的な学び」の方法が活用されることを期待します。

左から、松本総長、北野教育院長、淡路理事・副学長

パネルディスカッションの様子