国際科学イノベーション棟シンポジウムホールで、第3回「「サステイナブルキャンパス構築」国際シンポジウム 地域にて展開する持続可能な環境配慮型大学の理想像 -歴史都市 京都におけるサステイナブルキャンパス構築の方向性-」を開催しました。
今回のシンポジウムは、「地域にて展開する持続可能な環境配慮型大学の理想像」をテーマとし、サステイナブルキャンパス構築に携わる専門家の方々を招いて開催しました。国内外の講演者・研究者・企業・学生や施設整備に携わる職員を含め、約130名が参加しました。
山極壽一 総長による開会挨拶の後、森政之 文部科学省大臣官房文教施設企画部計画課整備計画室長より来賓挨拶をいただき、佐藤直樹 理事・副学長が本シンポジウムの趣旨についての講演を行いました。続いて、Kimberley D. Smith 高等教育サステイナビリティ推進協会理事より「Establishing Green Campuses Linked with Local Communities」と題した講演、及川清昭 学校法人立命館大学キャンパス計画室長(教授)による「サステイナブルキャンパスの創造に向けて -立命館の取り組み事例-」と題した講演をいただきました。
講演後の休憩時間には、本学の環境系サークルに所属する学生がポスター展示の発表を行い、興味を持った参加者との活発な意見交換が行われました。
また、パネルディスカッションでは、浅利美鈴 環境安全保健機構附属環境科学センター助教をコーディネーターとして、歴史都市である京都において、地域・社会との親和性を保ちつつ、本学が地の利を活かしながら、より具体的にどのようにして持続可能な環境配慮型大学の構築を実現していけるのかについてKimberley理事、伊与田昌慶 NPO法人気候ネットワーク研究員、及川室長、舟川晋也 地球環境学堂副学堂長、間藤徹 農学研究科教授、森室長、山下晃正 京都府副知事の計6名のパネリストと参加者を交えての討論が行われました。最後に、大嶌幸一郎 副学長(環境安全保健機構長)の閉会挨拶によりシンポジウムは盛会のうちに終了しました。