15時00分~17時00分(開場:14時30分)
アフリカ地域研究資料センターでは、「関わる・育む・健康」をメインテーマとし、5回連続で公開講座を行います。本公開講座シリーズでは、アフリカにおけるさまざまな人や組織との関わり、それを通じて、子どもや新参者が社会の一員となれるように育んでいくこと、さらにはそのなかで目指されている諸個人や社会の健康について、5人の少壮のアフリカニストが自らの研究に基づいて論じます。
第1回となる今回は、高田明 アフリカ地域研究資料センター教授による、「人類学から考える子育て:南部アフリカ クン・サンの事例から」と題した講演を行います。子どもの成長はその子がおかれた家族や社会と深く結びついています。人類学は、子どもとそれをとりまく人々のやりとりが時代や地域によってさまざまなかたちをとりうることを示してきました。本講演では、南部アフリカのナミビア北中部に住んでいるクン・サンを事例として、こうした可能性について、皆さんと一緒に考えてみます。具体的には、クン・サンにおける授乳の様式、ジムナスティック(養育者が膝の上で乳児をジャンプさせる一連の行動)の分析について紹介します。
基本情報
- 吉田キャンパス
稲盛財団記念館 3階 大会議室
薬学部構内マップ[64]
- 在学生の方
- 一般・地域の方
- 企業・研究者の方
どなたでも参加いただけます。
80名(先着順)
無料
イベント内容
講師
高田 明(アフリカ地域研究資料センター 教授)
申し込み
氏名(ふリがな)、E-mailアドレスや電話番号などの連絡先、受講希望講座名(第1回「人類学から考える子育て:南部アフリカ クン・サンの事例から」 )を明記のうえ、メール、または郵送にてお申し込みください。折り返し、受講受付のご案内をお送りします。
申し込み先
メールの場合
E-mail: manabiafrica*gmail.com(*を@に変えてください)
郵便の場合
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46
「京都大学アフリカ地域研究資料センター 公開講座係」
備考
注意:会場併設の駐車場では、一般の方の駐車スペースを設けていません。ご来場の際には、公共の交通機関をご利用ください。
この公開講座は、科研費基盤(S)「アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける子育ての生態学的未来構築」(2022-2026年度)の成果の一部です。
アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける子育ての生態学的未来構築
京都大学アフリカ地域研究資料センター 公開講座係
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46
E-mail:manabiafrica*gmail.com(*を@に変えてください)