15時30分〜17時00分
教育学研究科グローバル教育展開オフィスでは、2022年度ウェビナーシリーズ「ダイバシティー時代の「日本型教育」の行方 」を開催します。
第5回となる今回は、佐藤剛介 久留米大学准教授(文学部心理学科)をお迎えし、「障害者のインクルージョンに対する日本人の拒否的反応 -量的データによる社会心理学的アプローチ-」についてお話しします。
我が国が障害者権利条約を批准してもうすぐ9年が、また障害者差別を禁止する画期的な法律である障害者差別解消法が施行されて7年が経とうとしています。2021年には障害者差別解消法の改正も閣議決定されており、今後民間事業者においても合理的配慮提供に法的義務が課せられるようになるなど、障害者のインクルージョンにおいて一定の進歩はあると思われます。しかし、その歩みは決して早いとも十分ともいえません。
今回は、「日本の障害者が取り巻かれる困難」をマクロレベルの量的データにより示します。具体的には、障害者のQOL等いくつかの指標に関する日米比較、日本における障害当事者、小中学校教員、一般人のインクルーシブ教育への賛成度や実現可能性認知、またインクルーシブ教育に対する認識に関する日英米豪比較研究の知見を示します。もし時間が許すようならヘルプマークに関する一連の研究もご紹介できたらと考えています。
基本情報
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2月17日 第6回ウェビナーシリーズ(佐藤 剛介氏)登録フォーム Webinar talk 6 (Kosuke Sato, Ph.D.) Registration Form
京都大学教育学研究科グローバル教育展開オフィス
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