グローバル教育展開オフィス主催:2021年度ウェビナーシリーズ「『日本型』教育を再考する:東アジアとの対話を通じて」第1回

開催日
2021年09月27日 月曜日
時間

15時00分〜17時00分

開催地
要申し込み
要申し込み
公開日

 教育学研究科グローバル教育展開オフィスでは、事業の一環として幅広い分野で教育にかかわる著名な研究者や活動家による、レクチャーシリーズを開催しています。今年度のテーマは、「『日本型』教育を再考する:東アジアとの対話を通じて」です。

 第1回講演には、多喜弘文 法政大学准教授をお招きし、講演を行います。

 前年度に引き続き、オンラインでの開催となりますので、遠方にお住まいの方も、奮ってご参加ください。多くの方のご参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • オンライン

オンライン開催(「Zoom」使用)

対象
  • 在学生の方
  • 一般・地域の方
  • 企業・研究者の方

学生、教職員、および研究者

参加費

無料

イベント内容

講演者・演題

多喜弘文 法政大学准教授
「比較社会学における日本的特徴の理論と実証:教育の不平等に関する事例を通じて」

要旨

日本の学校教育は、欧米の研究者の関心を広く集めてきました。受験競争の加熱など、欧米社会からみると一見不合理に思える現象を題材に、それらが特定の社会的文脈を踏まえると「理解可能」であることを丁寧に示してきたといえます。
しかし、そうした特殊な現象をただ丁寧に説明しようとするだけでは、その議論は日本のみを対象としたものとなってしまいます。だとすれば、欧米の説明枠組みを機械的に適用するのでも、日本特殊性論に終わるのでもない形で、日本の現実をいかに発信していくべきでしょうか。また、東アジアを参照点とすることは、そうした議論の構成にどのような影響を及ぼすでしょうか。
本講演では、OECDのPISAデータを用いた教育機会の不平等に関する計量分析を事例に、比較社会学の立場から理論的および実証的に論じます。

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お問い合わせ

京都大学教育学研究科グローバル教育展開オフィス
E-mail: globaledu*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)