
3月8日:9時10分〜17時00分
3月9日:9時30分〜16時20分
3月10日:10時00分~16時20分
3月11日:10時00分~16時00分
本学が主催する社会人向け研修プログラム「京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラム(ELP)」による短期集中講座をオンラインで開催いたします。
今回は「がん-その究極の病への挑戦」をテーマとして、本庶佑 高等研究院副院長・特別教授、湊長博 総長らの講義など、がん制圧に向けて日々進歩を続ける治療法の最前線を学ぶ4日間です。受講生同士のディスカッション、講師との対話を通じ、学びを深めるプログラムです。
ノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶特別教授の研究が道を拓いた免疫療法は、進行したがんであっても劇的に治療効果を発揮することが明らかになっています。さらに、がん蛍光プローブや中性子捕獲療法など、がん細胞に狙いを定めて診断・治療を行う画期的な手法の開発も進んでいます。がんを制圧するという人類の夢に向けて日々進歩を続ける科学の最前線をお伝えします。一方、がんの治療法が進むということは、多くの人ががんとともに長い人生を送ることも意味します。人生百年と言われる時代を迎え、がんとともに生きるとはどういうことなのか、がん患者の生を見つめてきた識者とともに考えます。
基本情報
- オンライン
オンライン開催
- 一般・地域の方
- 企業・研究者の方
関心のある方はどなたでもご参加いただけます。
30名(先着順)
受講料:300,000円(税込・教科書代込)
イベント内容
プログラム
第1日:3月8日(月曜日) 「がんの最前線」
9時10分〜9時30分 | 開講式 |
9時30分〜10時30分 | 「この集中講義に対する学びへの構え−導入ワークショップ-」 宮野 公樹(京都大学学際融合教育研究推進センター 准教授) |
10時40分~13時20分 |
「がんとは? -たった1個のがん細胞がヒトの身体をむしばむ-」 千葉 勉(関西電力病院 院長) |
14時20分〜17時00分 | 「小児がんの克服に向けて」 滝田 順子(京都大学医学研究科 教授) |
第2日:3月9日(火曜日)「がんの新パラダイム」(1)
9時30〜9時55分 | 「がん免疫前史」 湊 長博(京都大学 総長) |
10時00分〜12時40分 |
「がん免疫治療の未来」 本庶 佑(京都大学高等研究院 副院長・特別教授) |
13時40分〜16時20分 | 「がん細胞が好んで取り込む物質」 山田 勝也(弘前大学大学院医学研究科 准教授) |
第3日:3月10日(水曜日)「がんの新パラダイム」(2)
10時00分〜12時40分 | 「化学蛍光プローブを基盤とする新がん医療技術創製」 浦野 泰照(東京大学大学院薬学系研究科/医学系研究科 教授) |
13時40分〜16時20分 | 「ホウ素中性子捕捉療法の原理と特長」 鈴木 実(京都大学複合原子力科学研究所・粒子線腫瘍学研究センター長 教授) |
第4日:3月11日(木曜日)「がんと生きる」
10時00分〜12時40分 | 「緩和ケア-尊厳ある生と死への支援」 田村 恵子(京都大学医学研究科 教授) |
13時40分〜15時40分 | パネル・ディスカッション 「がんと生きる」 磯野 真穂(慶應大学大学院 健康マネジメント研究科 研究員) 田村 恵子(京都大学医学研究科 教授) 野田 真由美(NPO法人支えあう会「α」(がん患者会)副理事長) 前田 美穗(日本医科大学 名誉教授) モデレーター:永元 哲治(CHARTAE Consulting LLC. 代表・小児科医師) |
15時40分〜16時00分 | 閉講式 |
※ 開催日とは別に、事前に接続確認およびオリエンテーションを行います。
※ プログラム内容の詳細は、関連リンクにてご確認ください。
申し込み
以下の申し込みフォームよりお申し込みください。
京都大学ELP短期集中講座『がんーその究極の病への挑戦』申込み
京都大学ELP事務局
E-mail: info*elp.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
Tel: 075-753-5158