今回の学術情報メディアセンターセミナーでは、オープンサイエンスと研究データ管理をテーマに、本学の教員が講演します。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。
基本情報
- 吉田キャンパス
吉田南構内マップ[93]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html
- 一般・地域の方
イベント内容
16時30分~17時15分
講演者
小野 英理 情報環境機構 特定講師(兼・学術情報メディアセンター 特定講師)
講演題目
市民が関わるオープンサイエンス:実りある市民参加型研究への取り組み(Open Science with Citizens: Approaches to Successful Research)
講演概要
オープンアクセスやオープンデータなどの学術情報基盤の変容に見られるようなオープンサイエンスが進展する現在、様々な市民参加型研究プロジェクトがオンライン上で行われています。本発表ではオープンデータ等の学術情報基盤が変容する中で、市民がオンラインで学術研究に参加する新しいスタイルのシチズンサイエンスが生まれていることを紹介します。研究としての質を落とさず、参加者の動機を高めるためのいくつかの工夫、取り組みに関して述べ、またそうしたシチズンサイエンスに対する意識調査の結果を報告します。
17時15分~18時00分
講演者
青木 学聡 情報環境機構 准教授(兼・学術情報メディアセンター 准教授)
講演題目
大学での研究データマネジメントとオープン化(Trend of research data management and open research data at Japanese universities)
講演概要
研究データマネジメント(Research Data Management)とは、どのような研究データを使用、収集、生成するのか、またこれらのデータをどのように解析、保存、共有、公開するのかを定め、これを実践することを指します。オープンサイエンスの推進や研究公正の一層の強化等の背景の下、RDMの重要性はより注目されるようになっています。特に日本では、ここ数年で欧米の事例を追うように、先導的な学術機関やコミュニティによるRDM普及の取り組みが急激に進んでいます。今回の講演では、ポリシー、情報システム、組織体制等、様々な視点から日本の大学におけるRDM環境の整備状況とその展望について報告します。
使用言語
英語(同時通訳なし)
※本セミナーは、日独6大学学長会議(HeKKSaGOn)データサイエンスセミナーの一環として、英語による講演となります。
備考
TEL:075-753-7408
E-mail:aoki.takaaki.6v*kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)