学術情報メディアセンターセミナー 「京都大学基幹ITシステムの過去・現在・未来」

開催日
2019年03月19日 火曜日
時間
16時30分~18時30分
要申し込み
不要
公開日
 学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題について紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 本学の情報環境機構では、学術情報ネットワーク(KUINS)、情報セキュリティ、業務系システム(プライベートクラウド、教職員用メール、教職員ポータル)などの基幹ITシステムおよびサービスを全学の構成員に提供しています。今回の学術情報メディアセンターセミナーでは、今年度で退職となる斉藤康己 情報環境機構教授が「京都大学基幹ITシステムの過去・現在・未来」と題して、これまでの経緯や考え方を振り返り、これからの基幹ITシステムについて講演します。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
吉田南構内マップ[93]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html
対象
  • 在学生の方
  • 企業・研究者の方
  • 一般・地域の方
教職員、学生、一般の方

イベント内容

16時30分~17時30分

講演者・講演題目

永井 靖浩(情報環境機構教授)
「業務系ITシステム及びサービスの学外クラウドへの全面移行について」

講演概要

今年度、業務系システムおよびサービスを全面的にクラウドへ移行しました。具体的には、人事給与、財務会計、教務情報といった基幹システムなどをアマゾンAWS(IaaS)へ大規模移行しました。また、オンプレミスで利用していたグループウェア(Notes/Domino)を Garoon(SaaS)および kintone(PaaS)に切り替え、さらに、教職員用メール(KUMail)を GSuite(SaaS)に載せ替えました。これらについて、考え方、期待する効果、合意形成、苦労した点および得られた知見などを説明します。

17時30分~18時30分

講演者・講演題目

斉藤 康己(情報環境機構教授)
「京大での5年間を振り返って」(退職講演)

講演概要

前半は情報環境機構のIT企画室で担当した仕事を振り返りつつ、何をどのような考えでどう進めてきたのかをお話しします。具体的には、セキュリティ対策、KUINS回りの仕事(無線LAN整備や老朽化したSWの更改、IP電話検討など)、さらにはソフトウェアライセンス管理の見直しなどです。後半は少し視点を変えて、この5年間で強く感じた企業と大学の仕事の仕方の違い、その原因、できれば今後に向けた改善の提案などをしたいと思います。

備考

※ お身体の不自由な方はエレベーターをご利用いただけますので、事務室にお申し付けください。
お問い合わせ

学術情報メディアセンター 永井 靖浩/斉藤 康己

Tel:
075-753-7437/7419
E-mail:
nagai.yasuhiro.6a*kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
saitou.yasuki.5x*kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)