総合生存学館では、今までの思修館プログラムの活動を振り返る総括シンポジウムを、国際科学イノベーション棟にて開催しました。
シンポジウムの第一部では、 まず、寶馨 総合生存学館長の挨拶で始まり、 本プログラムと学生の活動報告を行いました。8名の学生から「探求、京都、フォロワーシップ、Ph.D.」の4つのキーワードに分けた発表がありました。第二部では、基調講演とパネルディスカッションを行いました。まず初めに、山極壽一 総長より開会挨拶があり、続いて三浦和幸 文部科学省高等教育局大学振興課長より、来賓挨拶としてリーディングプログラム誕生の経緯や思修館への強い期待が述べられました。
その後、北野正雄 理事・副学長、プログラム履修生である白石晃將氏、森雅彦 DMG森精機株式会社代表取締役社長から基調講演がありました。
引き続き行われたパネルディスカッションでは、久能祐子 S&R財団理事長、有本建男 政策科学研究院大学教授、岩澤康裕 電気通信大学教授、中村和男 シミックホールディングス株式会社代表取締役CEO、ンブリ・チャールズ・ボリコ FAO駐日事務所長がパネリストとして登壇し、「グローバルリーダーの育成のための国際教育について」、「 総合生存学の研究について」、「京都大学の大学院改革と思修館の試みについて」、の3つのサブテーマで話され、フロアからの質問や意見を挟み、活発な議論が続けられました。最後に、思修館プログラムの総括ステートメントを参加者全員が拍手で賛同し、総括シンポジウムを終了しました。
シンポジウム後は、場所をホワイエに移し、第2回思修館の集いを開催しました。
湊長博 理事・副学長による開会挨拶によって始まった集いでは、あちらこちらで歓談の輪が広がるとともに、藤原洋 株式会社ブロードバンドタワー代表取締役会長兼社長CEO及び望月春文 東京中小企業投資育成株式会社代表取締役社長から、参加者を代表してコメントが寄せられました。最後には、北野理事・副学長より閉会挨拶があり、閉幕となりました。
学生の活動報告で総合司会を務める総合生存学館5年生の平野実晴さん