国際交流科目「「復興」から学ぶ21世紀の防災と環境」を開講しました。(2014年3月1日~3月8日)

国際交流科目「「復興」から学ぶ21世紀の防災と環境」を開講しました。(2014年3月1日~3月8日)

  本学学部生7名が参加した、国際交流科目「「復興」から学ぶ21世紀の防災と環境」の米国での研修を、7日間にわたり行いました。

 米国の防災研究者・実務者の協力を得て、引率者として林春男 防災研究所教授、牧紀男 同教授および補助引率者として鈴木進吾 同助教の計3名が学生を指導するとともに、河田惠昭 関西大学社会安全学部教授、学生5名との合同で臨地研修を行いました。

 前半のニューヨークでは、2001年9月11日に発生した米国同時多発テロおよび2012年10月末に発生したハリケーンサンディ災害の被災地を訪れ、被災後に行われた様々な取り組みから、人々・地域・経済の「復興を創造する」という考え方について学びました。

 後半のニューオリンズでは、2005年8月末に発生したハリケーンカトリーナ災害の被災地を訪れ、湿地帯等自然環境の再生、多重防護の考え方と防潮堤のあり方、地域ごとの復興状況の違いなどについて考えました。また、復興支援のボランティア活動を通して、現地の人々の復興に対する考え方を学びました。最終日には、ニューオリンズ市再開発局にて、研修成果を英語で発表しました。

 学生にとっては、災害からの復興・防災についての知識を得るとともに、英語を学び続けることに対して強いモチベーションを持つきっかけとなる研修となりました。


ニューヨークの復興について学ぶ

ハリケーンサンディ被災地の視察

9/11メモリアルを訪問

ニューオリンズの復興を学ぶ(Tulane大学)

ハリケーンカトリーナ被災地の視察

ベトナム人コミュニティの復興を学ぶ

Lower 9th地区でのボランティア活動

ニューオリンズ市再開発局での成果発表