大阪京大クラブ5月見学例会が開催されました。(2012年5月10日)
原子炉実験所において、大阪京大クラブ5月見学例会が開催されました。大阪京大クラブは、関西在住の京都大学卒業生・修了生を会員とする同窓会組織で、5月見学例会は、本学の研究施設等の見学および現役教員の講演により、最先端の研究に触れるとともに、会員相互の交流を図る機会とされています。
今年の5月見学例会には76名の参加があり、鈴木正裕 会長(法学部・昭和30年卒)の挨拶に続き、森山裕丈 所長から歓迎の挨拶がありました。続いて中島健 教授による「研究用原子炉(KUR)の概要」、小野公二 教授による「がんのホウ素中性子捕捉療法」と題した講演が行われました。この後、一同は7班に分かれて研究用原子炉(KUR)、固定磁場強集束型(FFAG)加速器、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用加速器を見学され、原子力施設等に対する理解を深められました。
見学の後、ベストウェスタンホテル関西エアポートに移り、懇親会が開催されました。家木裕隆 副会長(法学部・昭和26年卒)の挨拶に続き、森山所長の発声による乾杯で開宴となりました。講演で話のあった研究用原子炉、ホウ素中性子捕捉療法のことや実験所の設備に関する話題で盛り上がる中、閉会となりました。
左から挨拶をする鈴木会長、森山所長、講演をする中島教授、小野教授 | |
懇親会風景 | 講演会風景 |