情報学研究科平成23年度公開講座 「ここまで来た情報処理~画像、音声などをかしこく処理する方法~」を開催しました。(2011年8月12日)
情報学研究科は、総合研究3号館において、平成23年度公開講座「ここまで来た情報処理~画像、音声などをかしこく処理する方法~」を開催しました。今回の公開講座では、情報処理を中心に同研究科の3名の教授が中学生・高校生を主な対象として講演を行いました。
中村佳正 研究科長の開会のあいさつの後、杉江俊治 教授から今回の公開講座の趣旨説明があり、その後講演を行いました。
田中利幸 教授は、「不確実さを科学する!?」と題して、確率を使って不確実さを扱う情報処理が様々な問題にどう役立つのかといった講演を行いました。石井信 教授は、「見えないものを計算機で観る」と題して、画像や人間の脳内処理を対象として、見えないものを見るための方法について講演を行いました。山本裕 教授は、「目で見て耳で聴くディジタルの世界」と題して、画像や音声のディジタル処理の原理や、自動制御の理論による音質改善などについての講演を行いました。
本講座には、中学生・高校生とその保護者、引率教員をはじめ、学生、社会人など約90名が参加ました。参加者は熱心にメモをとり、講師に質問するなど積極的に受講され、盛会のうちに終了しました。
山本教授による講演の様子