松本紘 総長が日独6大学長会議に出席しました。(2010年7月29日・30日)

松本紘 総長が日独6大学長会議に出席しました。(2010年7月29日・30日)

 松本紘 総長は、ドイツ・ハイデルベルグ大学で開催された日独6大学長会議に、吉川潔 理事・副学長、森純一 国際交流推進機構長、牧野圭祐 産官学連携本部長および関連部門の教員等8名とともに出席しました。

 本会議は、ドイツ側からの呼びかけで実現し、ハイデルベルグ大学、ゲッチンゲン大学、カールスルーエ工科大学、日本側から本学、大阪大学、東北大学の6大学長および研究者ならびに日本学術振興会の参加を得て、総勢110名による全体会議と、6学長による新たな学術交流のスキーム構築に向けた検討部会の他に、「Life Science meet Natural Science: Crossing Borders」等7つの専門部会が並行して開催され、両国の各研究領域での交流の拡大や課題等が討議されました。最後に神余隆博 駐独日本大使立ち会いのもと、6大学長による共同宣言が採択されました。6大学が相互に協力し、この会議が両国の科学と知識の進歩向上を目指す学術交流の始まりとなることを確認し、各大学長が共同宣言書に署名しました。

 今回の会議開催に際しては、ドイツ・ボッシュ財団が費用の一部を支援することで実現しましたが、国立大学法人が直面する厳しい財務状況の中で、どのように共同宣言の内容を継続・発展させていくかが今後の課題となっています。


講演中の松本総長

宣言書に署名する松本総長(左端)

会場(ハイデルベルグ大学 Bel Etage)