小林広英 地球環境学堂准教授の「バンブーグリーンハウス」がグッドデザイン特別賞を受賞しました。(2009年10月5日)

小林広英 地球環境学堂准教授の「バンブーグリーンハウス」がグッドデザイン特別賞を受賞しました。(2009年10月5日)

 このたび、本学地球環境学堂小林広英准教授(建築学)によってデザインされた竹材活用型ビニールハウス「バンブーグリーンハウス」が、2009年度グッドデザイン賞(主催:財団法人日本産業デザイン振興会)の特別賞の一つであるサステナブルデザイン賞を受賞しました。

 このハウスは、本学ならびに京都ブライトンホテル株式会社、株式会社ちきりやガーデン、中川竹材店、メビオール株式会社の五者による共同研究「都市景観に配慮した農作物短期栽培システムの構築」(研究代表者:森本幸裕地球環境学堂教授、コーディネータ:平井伸博農学研究科教授)のために設計されたもので、本学桂キャンパスで間伐された孟宗竹を主要構造材として、中川竹材店により本年3月に製作されました。

 グッドデザイン賞の審査では、「シンプルで美しい構造」(審査委員の評価)と、このような竹の活用が昨今社会問題となっている竹林の放置と拡大化を解決する一助になることが高く評価されました。京都ブライトンホテルの敷地に設置されたバンブーグリーンハウス内では、現在、本学矢澤進名誉教授(元農学研究科農学専攻教授)によって育種された単為結果トマト「京てまり」が養液土耕法(メビオール株式会社)により栽培されています。外観、内部は以下のとおりです。