京都大学構成員の皆様へ
平成24年8月1日
最高情報セキュリティ責任者
違法配信されている音楽・映像を違法と知りつつダウンロードする行為は、違法です。家庭などにおける私的使用のためであっても、著作権を侵害して配信されている録音(音楽、着信音など)や録画(映画、テレビ番組など)をダウンロードすることはできません。平成24年10月1日から改正著作権法が施行され、違法ダウンロードに刑事罰(2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金)が科せられるようになりました。また、暗号によるアクセスコントロール技術が施された市販DVDやゲームソフトをリッピングソフトなどで私的複製する行為も違法となります。
京都大学のネットワーク(京都大学学術情報ネットワークシステム、無線ネットワークを含みます)は、本学の研究教育を目的とするシステムですから、この目的から外れた利用はできません。違法なダウンロードが確認された場合、「京都大学情報資産利用のためのルール」に基づき、ネットワークの遮断や違反行為者への措置が行われます。
学内ネットワークにおいてファイル共有機能を有するP2P通信ソフトウェア(Winny、BitTorrent、FlashGet、eMule、Xunlei(迅雷)など)を利用することは、全学情報システム利用規則により禁止されています。このようなP2P通信ソフトウェアは、通常、ダウンロードと同時にアップロードを行います。著作物を違法にアップロードする(送信可能にする)行為は、従来から刑罰の対象とされています。学内だけでなく、家庭でも十分に注意してください。
次の関連情報に著作権法改正に関する情報が掲載されていますので、一読の上、著作権侵害をしないようご注意ください。
関連情報
- 文部科学省「著作権法の一部を改正する法律」
http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/kakutei/detail/1322895.htm - 文化庁「平成24年度通常国会著作権法改正等について」
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/24_houkaisei.html - 文化庁「違法ダウンロードの刑事罰化についてのQ&A」
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/download_qa/index.html
また、本学構成員の皆様には、次の「全学情報システム利用規則」および「遵守事項」の厳守をお願いします。
- 全学情報システム利用規則
http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/ismo/documents/pdf_p/zengaku_joho_system_riyoukisoku.pdf - 京都大学情報ネットワーク利用における遵守事項(平成21年9月通知)
/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090917_3.htm
/en/news_data/h/h1/news5/2009/091009_1.htm
連絡先
情報部情報基盤課情報セキュリティ対策室
E-mail: i-s-office*iimc.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
Tel: 075-753-7490