この夏、京都大学初のサマーデザインスクールを開校します。ここで扱う「デザイン」はプロダクトデザインやグラフィックデザインばかりではなく、社会のシステムやアーキテクチャのデザインをも含みます。
参加者はいくつかのテーマに分かれ、社会の実問題の解決に挑みます。各テーマを解決するには、参加者が普段から培っている専門性(例えば、情報学、機械工学、建築学、経営学)に加え、デザイン理論とデザイン手法の習得が必要です。
各テーマはデザイン理論とデザイン手法を実践的に学べるよう、以下の学習形態の一方、あるいは両方を含むように構成されています。
- PBL (Problem Based Learning) 問題解決型学習
- FBL (Field Based Learning) 問題発見型学習
講師陣は、情報学研究科、工学研究科(機械工学、建築学)、経営管理大学院などの教員、協力いただく企業研究者など約20名からなる混成チームです。
日時
2011年9月27日(火曜日)~9月29日(木曜日) (3日間)
場所
9月27日、28日:京都リサーチパーク
9月29日:京都大学博物館(発表会)
参加費
無料
募集人数
40名程度
参加資格
原則として京都大学の大学院生ですが、実行委員会のメンバーである企業の研究者や技術者、京都大学の教員、ポスドクも参加可能です。つまり、参加者はご自身の専門性を他の参加者にはっきりと説明できる方に限ります。
京都大学の研究室所属の学部4回生、他大学の教員、ポスドク、大学院生、実行委員会のメンバーでない企業の研究者や技術者も、実行委員の推薦があれば参加できます。
なお、いずれの場合にも3日間の参加が必要で、部分的な参加は認められません。
申し込み
以下のページの「参加者募集」ページから申し込みください。
問い合わせ
サマーデザインスクール運営事務局
design-summer2011*ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
主催
GCOE「知識循環社会のための情報学教育研究拠点」