このたび、東京オフィスにて「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ3を開催します。
今回は「安心安全生活まちづくり」をテーマとして、本学工学研究科および医学研究科の研究者が2011年5月に4回にわたって講演します。安心安全に暮らせるまちづくりについて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
現代の都市においては、自動車の増加によって交通事故が増大し、環境が悪化し、乱開発によって美しい景観が損なわれ、地域の医師の数が減少して地域医療が崩壊の危機に直面するなどの問題が発生しています。
このような問題を解決し、人々が安心して生き生きと生活して、健康に働ける都市をつくるために、医学・工学の「知」を集めて、新しいまちづくりの方法を考えてみましょう。
ここでは、安心・安全、健康・快適という視点から、都市において子供からお年寄りまで本当に生き生きと活動できるためにどのようなまちづくりをすればよいかを、交通、地域医療、景観、人間の感性などのさまざまな観点からお話します。
日時
2011年5月9日、5月16日、5月23日、5月30日(すべて月曜日)
各回ともに 18時00分~19時30分
場所
京都大学 東京オフィス
※東京オフィスへのアクセスは以下をご参照ください。
/ja/tokyo-office/about/access.htm
定員・参加資格
各回100名、どなたでもご参加いただけます。
※定員を超えるお申込みをいただいた場合は抽選とさせていただきます。
参加費
無料
締め切り
全4回ともに、2011年4月25日(月曜日)申し込み締め切り
申し込み方法
申し込み用紙を下記よりダウンロードし必要事項をご記入の上、FAXまたはメールでお送りください。ご参加いただける方にのみ4月26日以降に、本学より受付番号をご連絡します。
各回とも定員を超える申し込みをいただいた場合は抽選とさせていただきます。個別の抽選結果のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
FAX番号:03-5479-2221
E-mail: t-office*www.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
プログラム
「交通・物流とまちづくり」2011年5月9日(月曜日)18時00分~19時30分(定員100名) |
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話し手:谷口 栄一(工学研究科教授) 内容:人々が安心・安全な環境で生き生きと健康に暮らすことができるためには、どのような交通システムや物流網を作ればよいのか。高度な情報システムを活用し、住みやすいまちをつくるための交通・物流について考える。 |
「地域医療とまちづくり」2011年5月16日(月曜日)18時00分~19時30分(定員100名) |
話し手:野本 慎一(医学研究科教授) 内容:超高齢社会が進行し、人口減少と共に地域医療の崩壊が危惧されている中、公共サービスとしての地域医療を維持していくには、まちづくりが密接に関係している。現状の問題点をふまえ、今後の展望について考える。 |
「景観とまちづくり」2011年5月23日(月曜日)18時00分~19時30分(定員100名) |
話し手:川崎 雅史(工学研究科教授) 内容:豊かな自然環境と広がりのある眺望と共に、人々が文化的で健康な活動を行うことのできるまちのあり方を景観論・都市設計の視点から考え、京都における都市景観の誘導指針や公共施設の実践的事例について紹介する。 |
「人間の感性とまちづくり」2011年5月30日(月曜日)18時00分~19時30分(定員100名) |
話し手:精山 明敏(医学研究科教授) 内容:ヒトは、「まち」の構成要素である景観や交通網そして建物をどのように感じ、どのように認識しているのか?そしてそれはどのようにまちづくりに役立てることができるのか?脳科学の観点からヒトの感性に基づくまちづくりを考える。 |
問い合わせ先
京都大学 東京オフィス
〒108-6027 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階
TEL: 03-5479-2220 FAX:03-5479-2221
E-mail: t-office*www.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
ホームページ: /ja/tokyo-office/