聴講講義:Technology, Ecology, and the Imagination of the Future
- 講義内容は、科学技術とエコロジーの関係に関する文献を読み、その時代に未来がどのように描かれていたのかということを分析するものだった。文献は専ら小説中心であり、内容はわかりやすいものの、量が膨大であるため、負担は決して軽くない。課題は1500字程度のshort paper×3とプレゼン1回。定期的に提出するものであったので、大変さは感じなかったが、毎回のリーディングを読んでいくことが一番の難題だったと思う。大変ではあったが、先生の文献に対する解釈や異文化を持つ他者の見解を知ることは実に面白く、自分の視野が広がることが体感できる素晴らしい授業であった。(公共政策・M1)
- 自分の英語力の欠如のせいで大変苦労した。毎回講義前に読んでおくべき英文の量が膨大で、かつレベルの高いものが多く、議論についていけないことがよくあった。ただ講義内容はたいへん興味深く、種々のテキストが相互に深く関連し、ひとつの方向に収斂していく様には驚嘆した。先生の博識と選択眼によるものだと思う。先生の指導も行き届いていて、提出したレポートには加筆、修正、コメントが丁寧になされ、たいへん親切であった。もう少し自分に英語力があれば、もっと充実したものになったに違いない。(理・ M1)
- 総合的な英語力が求められることを痛感した。講義内容は文学ではあるものの、環境問題など理系的視点から捉える題材が多く、理系学生である自分にとっては非常に興味深かった。また、文学的な視点から環境問題を捉えることもあり、新しい見方に触れられたのはいい経験になった。講義が始まる前に開催されたオリエンテーションは非常に楽しく、SCTIの学生とも交流できた。スタンフォードの学生は、学習意欲の強い学生が多いと感じた。講義ではfield tripがなく、SCTI学生と交流する機会がほとんどなく、残念だった。講義は非常にレベルが高く、ディスカッションも多かったため、非常にいい経験になった。(農・B4)