聴講講義:Political Economy of Japan
- 講義内容は日本の政治や経済を題材に、アメリカと比較することが多かった。一般的な内容で、難しいと思うことはほとんどなかった。講義の約半分はゲスト・スピーカーによる講演で、各方面の方々から話をしていただいて、普通の講義では聴くことのできない話を聴けた貴重な機会だった。スタンフォードの学生はさすがに議論をしても効果的なロジックを使い、感心させられた。どの学生も非常に真面目で、忙しそうだったが、授業後に談話室などで話をしたり、お別れ会のときなどでは楽しい時間を過ごせた。議論をするのが好きな学生が多かったので、様々なことについて熱く語り合うことができ、アメリカ流の議論の展開を学び、練習することができた。(農・B4)
- 講義では主に戦後の日本経済および世界経済との関係を学んだ。教育、失業率、高齢化、エネルギー問題など様々な側面から日本経済を見つめなおせ、非常に良かった。進め方は週2コマのうち1コマは担当教官が授業を、もう1コマはゲストスピーカーの講義だった。講義はすべて英語で行われたが、教官およびゲストスピーカーが常に日本人だったのが残念だった。負担は非常に軽かった。
SCTIの学生とは非常に有意義な時間を過ごせた。スタンフォードには世界各国から学生が集まっており、実際に友達になった学生もアメリカ人のみならず、 フィリピン人、中国人、タイ人など幅広かった。初回の授業で仲良くなった学生の一人に頼んで、毎授業後英会話につきあってもらえたのも非常に良かった。彼らは日本人と違ってディスカッション好きで勉強になった。SCTI学生と交流することで日本人、そして自分自身を客観視でき、今後の成長につながる経験ができたと思う。(経営管理大学院・M2)