聴講講義: Japanese Economic Growth and Business Development
- KCJSの学生たちの授業に対する姿勢が真面目だった。授業中、積極的に発言する人が多かった。先生の問いかけに対し、学生の間でDiscussionが自然発生することも多々あった。生真面目ということはなく、もちろんジョークも飛ばし休日は飲みに行ったり遊びに行ったりするのだが、メリハリがしっかりしていたという印象。(農B2)
- 講義内容については、このクラスでは日本の経営の特徴を、具体的な企業や業種を例に出しながらの説明を受けることができたので親しみやすく、内容を理解しやすかったです。また、フィールドワークという形で実際の企業の実態に触れることができた点も魅力的でした。リーディングマテリアルはとても多く普段の京都大学の授業との兼ね合いもあり負担は大きかったのですが、KCJS学生に聞いたところその量はアメリカなどでは普通であるということだったのでその意味でも現地の学生と同じような質の講義を受けることができ良かったと思います。(農B2)
- この講義では戦前の日本経済の構造や特徴から、戦後の高度経済成長、バブル経済、失われた20年までを時系列に沿って学んでいきました。担当教授の説明は非常に簡潔で分かりやすく、経済学の予備知識を持たない学生にも理解ができるように配慮がなされていました。また、世界各国の企業と比較した場合の日本企業の組織構造や労働者意識の特異性にも焦点を当てて解説がなされました。教授は非常にユーモアのある方で、常にジョークを飛ばして笑いのたえない講義でした。
フィールドトリップでは伝統的な西陣織の企業とアサヒビール工場の見学に行きました。KCJSの留学生たちと会話をしながらまわった工場見学は非常に楽しいもので、なにより製造されたてのビールのおいしさは忘れられません。(工B4)