京都大学メールマガジン vol.101

京大好き!京大のことをもっと知りたい! そんな人は必読!
知られざる京大の魅力に迫る、メルマガ限定コラム「京大の実は!」

\ ひらけ! 京大の宝箱! /
京都大学メールマガジン vol.101
http://www.kyoto-u.ac.jp/

2015年1月号 CONTENTS

  • 今月のトピックス
  • 総長からの新年のご挨拶
  • 京大の「実は!」(Vol.25 「学生主導! 「新しい総長グッズを作ろう!プロジェクト」に迫る!」)
  • その他、最新情報(大学のニュース、イベント、研究成果など)
  • 広報コラム

今月の「実は!」見どころは・・・
【総長カレーに次ぐ、話題の新総長グッズ誕生なるか・・・?!】
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/public/mm/jitsuha/150129.html

今月のトピックス

大学の動き

中村和弘 学際融合教育研究推進センター准教授が日本学士院学術奨励賞を受賞

このたび、中村和弘 学際融合教育研究推進センター准教授が日本学士院学術奨励賞を受賞することになりました。

同賞は、優れた研究成果をあげ、今後の活躍が特に期待される若手研究者に対して与えられるもので、日本学術振興会賞を受賞した研究者の中から6名以内が選ばれるものです。

授賞式は平成27年2月に日本学士院で行われる予定です。

▼詳しい内容はこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/events_news/department/gakusai/news/2014/150113_1.html

イベント

シンポジウム 「先端医療 -治らない病気への挑戦-」(3月14日(土曜日)開催(開催地:京都劇場)・要申し込み・800名先着順)

iPS細胞研究所(CiRA)では、最新のiPS細胞研究の進捗状況を報告するとともに、今後の展望や科学の面白さなどを伝えるため、市民の方を対象としたシンポジウムを毎年開催しています。

5回目となる今回は、CiRAからは山中伸弥 iPS細胞研究所長(初期化機構研究部門教授)がiPS細胞研究のこれまでの進展と今後の展望について、藤田みさお 同特定准教授がiPS細胞の実用化には欠かせない倫理的側面についてお話しします。

▼詳しい内容はこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/social/events_news/department/ips/events/2014/150314_1.html

「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ17 変動する社会と激変する自然災害(3月5日(木曜日)、3月12日(木曜日)、3月19日(木曜日)、3月26日(木曜日)開催・要申し込み・各回100名)

近年、巨大地震、火山噴火、豪雨による水害と地盤災害など、多くの自然災害が発生し、その被害は甚大で被害地域に住む人々の今後の暮らしにも多大な影響をもたらしています。

また、地域の過疎化、都市部への人口集中など、社会の変動に伴い自然災害による被害形態自体も変貌してきており、外力としての自然災害自体も、例えば温暖化により大きく変動してきていることが指摘されています。

このような状況を踏まえ、最近発生した自然災害を解説するとともに、社会の変化に対応した備え、すなわち「防災」について、皆さまと一緒に考えてみたいと思います。(全4回のシリーズですが、1回のみお申し込みいただくことも可能です。)

▼詳しい内容はこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/social/events_news/office/syogai/syogai/events/2014/150326_1725.html

総長からの新年のご挨拶

新年のご挨拶

京都大学総長 山極壽一

新年明けましておめでとうございます。

今年は未(ひつじ)年です。私がゴリラの調査によく出かけたアフリカの熱帯雨林では、どこでもヤギとヒツジを飼っています。これはひと目で見分けがつきにくい。同じものを食べるし、姿かたちもよく似ています。よく見ると、ヤギの耳は立っていて、ヒツジの耳は垂れ下がっています。現地の人にどういう違いがあるのかと聞いたところ、ヒツジはヤギに比べて頑固で、よく群れる性質があるそうです。そこで、「群羊を駆って猛虎を攻む」という中国のことわざが頭に浮かびました。これは、「弱者をいくらたくさん集めても強者には勝てない」といういささかネガティブな意味と、「弱い者でも集まれば、強者に立ち向かう力を持つことができる」というポジティブな意味があるようです。

そこで、このことわざをひねって、「群猿を駆りて猛虎を撃つ」と新年の色紙にしたためました。私は長い間、アフリカの熱帯雨林でゴリラやサルの研究を行ってきました。大学とはこのジャングルのようなもので、総長の役割とは、緑のカーテンの中に群雄割拠する猛獣をなだめて仲良く共存させ、その能力を十二分に発揮させることだと思います。

大学は今、財政が切り詰められ、高大接続、男女共同参画、そしてグローバル化や国際化などたくさんの課題を抱えています。これらの課題を猛虎とすると、群羊のような頑固一徹な心で、サルのように3次元を自在に駆け抜ける俊敏さを持って、それぞれの難題を撃ち解決していけばいいのではないか。その気概をもとうと思ったのです。

京都大学の歩むべき指針として、私は「WINDOW構想」を掲げました。大学を世界や社会へ通じる窓と見立て、有能な学生たちを対話に基づく自由の学風の中で育て、その窓を開けて学生たちの背中をそっと押して送り出す役割を全学の共通の目標としたいと考えたからです。

  • Wは、「Wild and Wise」。野生的で賢い学生を育てたい。
  • Iは、「International and Innovative」。国際性と革新性に富む能力。
  • Nは、「Natural and Noble」。自然に学ぶ気品あふれる気構え。
  • Dは、「Diverse and Dynamic」。多様で動的な世界を受け入れる寛容力と応用力。
  • Oは、「Original and Optimistic」。独創性を楽観的に身につけ発展させる能力。
  • Wは、「Women and Wish」。女性が活躍できる場と希望を持ちたい。

自然に学び、独創的な精神を涵養し、世界を牽引する能力をもって飛び立ってほしい。
本年は、そのための大いなる飛躍の年にしたいと思います。

▼総長の今年のひと言「群猿を駆りて猛虎を撃つ」に関するニュースはこちら
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/president/activity/2014/150105_1.html

京大の「実は!」Vol.25

京都大学には、実は・・・こんなステキなスポットがある!
京都大学には、実は・・・こんな知られざる歴史がある!
など、京大の「実は!」な魅力を紹介します。

Vol.25 「学生主導! 「新しい総長グッズを作ろう!プロジェクト」に迫る!」

京都~、名物~、八つ橋、舞妓、おいでやす~♪・・・といろいろありますが、広報Bのてっぱん京都土産といえば、そりゃあやっぱり「京大グッズ」に限ります。

京大グッズとは、京大のアイデンティティをいろんなアイテムで表現した、京大スピリッツあふれる京大生協のオリジナルグッズ。ごく一部の商品を除き、ほとんどが「京大でしか買うことのできない」レアなグッズなのです。

発売以来約10年、未だヒットを続ける「総長カレー(レトルト)」をはじめ、早稲田大学との共同開発商品「ナイルビールシリーズ」、時代に逆行した不便さが話題となった爆発的ヒット商品「素数ものさし」など、京大らしさにあふれたグッズを生み出しています。

・・・しかし。大きな声では言えませんが、「総長カレー」は、すでに2代前の尾池総長時代に誕生した商品。それ以降、新たな総長グッズは生まれていないのです。

ということで! 昨年10月に山極壽一 総長が新しく就任したのを機に、「新しい総長グッズを作ろう!」と、学生が動き出しました!

名付けて、「新しい総長グッズを作ろう! プロジェクト」!

心優しい学生さんたちのはからいで、とっくに学生ではない広報Bも顔をつっこみ、この学生主導のプロジェクトを追うことにしました!

▼続きはこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/public/mm/jitsuha/150129.html

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http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/public/mm/backnumber

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広報コラム

遅ればせながら、みなさま、明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月は、新しいことをスタートさせるのにふさわしい時。
京大でも、学生たち主導で「新しい総長グッズを作ろう!プロジェクト」が、スタートしました!
とっくに学生時代を終えた広報Bもメンバーに入れてもらい、グッズが商品化されるまでの彼らの取り組みに密着しています。
先日はメルマガの写真に使おうと、忙しい学生たちに代わり、タイトル垂れ幕を地道に手作り。古いポスターの裏紙を使って、夜の会議室でひとり、チョキチョキ、ペタペタ・・・。かなりアナログな広報室です・・・。完成した垂れ幕は、よく見ると雑さ丸出し、手づくり感満載ですが、何とか学生たちを悲しませずにすみました(笑)。ほっ。
新しい総長グッズ作りに、学生も、そして総長も気合い十分。京大らしさの詰まった楽しいグッズ完成に向けてメンバー一同がんばります!(商品化は2015年夏頃を予定。詳しい案内は、後日京大生協ホームページにて発表します)

[渉外部広報・社会連携推進室 広報B]

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