本学の仕事始めにあたり、今年も、新年の抱負として一筆をしたためました。
今年の一筆は、「自由自在」。(申年ですが、ゴリラのイラスト付き)
今年は申年です。古くからニホンザルは神の使いとされ、山岳信仰とともに畏怖の対象とされてきました。春になると山から下りてきて、田の神に山の神の便りを伝え、秋になると山へ戻っていく。
そんな自由自在で活発なサルのように、私たちも、京都大学の精神である「自由の学風」をさらに高め、研ぎ澄ましていこう、という気持ちを託してみました。
「自由の学風」とは、学生にとっては「学ぶ自由」、教員にとっては「教育する自由」や「研究する自由」を意味すると私は思います。
学生、教職員が、それぞれの自由を大いに満喫しながら、自由自在に、されど一致団結して夢のある明るい未来を築けるよう全力で頑張ってまいります。
本年も京都大学をよろしくお願いします。