平成16年度監事監査報告書

平成16年度監事監査報告書

平成17年6月20日

国立大学法人京都大学
総長 尾池 和夫 殿

国立大学法人京都大学
監事 原 潔
監事 佐伯 照道

私たちは、国立大学法人法第11条第4項の規定に基づき、国立大学法人京都大学の平成16事業年度(平成16年4月1日から平成17年3月31日まで)の業務監査を実施しました。その結果は別添の「平成16年度監事監査に関する報告書(PDF)」の通りであります。

1. 監査の方法の概要

業務監査については、国立大学法人京都大学監事監査規程等に従い、役員会、経営協議会、教育研究評議会等の主要な会議に出席し、審議経過及びその結果を確認すると共に、各業務の担当理事及び担当部責任者等との面談及び重要な書類を閲覧し、業務及び実施状況について監査を実施しました。

会計監査については、会計監査人(新日本監査法人)の監査に立ち会うと共に、監査結果の報告を受け、監査を実施しました。また、担当部責任者等から執行状況、決算状況の聴取等の実地監査及び重要書類の確認等の書面監査を実施しました。

2. 監査の結果

(1) 業務の執行状況は、法人の掲げる理念・中期目標からみて中期計画、年度計画に沿って適正かつ効率的な運営に努めていることを認めます。

(2) 業務の実績に関する報告書は、実施状況を正しく表示していることを認めます。

(3) 財務諸表は、国立大学法人会計基準等に従い作成され、法人の財政状態及び運営状況を正しく表示しており、附属明細書は適切に補足説明していることを認めます。

(4) 決算報告書は、予算の区分に従い決算の状況を正しく表示していることを認めます。

(5) 会計監査人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。

(6) その他法令若しくは国立大学法人法に違反する重大な事項はないと認めます。

以上