京都大学には、実験を行う研究室が数多くあり、環境や健康に影響を与える可能性のある物質を扱うところもあります。そこで、使用後の適正処理や独自のシステムの整備を徹底するなど、様々な取り組みを通じて環境への負荷低減に努めています。
化学物質等の使用及び安全・適正管理

京都大学においては、研究などのため、多種多様な化学物質等が使用されています。そのうち、PRTR制度の届け出対象となっている物質の購入量を図に示します。
化学物質等の購入から保管、使用(実験)、排出については、各種法令が定められており、管理体制を構築しながら、これらの遵守に努めてきました。また、京都大学化学物質等管理規程、同実施要項等の制定作業が京都大学化学物質管理システム(KUCRS)運営委員会を中心に進められています。
KUCRSとは
KUCRS(Kyoto University Chemicals Registration System)は、京都大学の研究者が生み出した化学物質等の管理システムです。各研究室において化学物質等の購入時、一瓶使用終了時などに登録を行い、それらを、ネットワークによって一元管理し、労力及び時間を節約しながら管理する支援ツールです。現在、全学的に導入が進められています。
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実験廃液の学内処理(原点処理及び排出者責任)

京都大学における化学物質等の処理の基本原則は、できる限り発生源で回収し、無害化処理へ導くこと(原点処理)、その研究・教育に従事する者が責任を負い、自らも処理に携わること(排出者責任)です。2つの原則の象徴ともいえるのが、学内における実験廃液の処理です。1974年度より学内の処理装置の運転が始まり、1977年より京都大学環境保全センターが管理を担ってきましたが、排出者自らも運転に携わる仕組みになっています。
詳しくは、詳細版(PDF) / 京都大学環境保全センターHP(外部リンク)へ