国際交流科目 タイ・カセサート大学受入プログラムを実施しました。(2013年10月14日~26日)

国際交流科目 タイ・カセサート大学受入プログラムを実施しました。(2013年10月14日~26日)

 タイのバンコクにあるカセサート大学の学生12名と教員2名が来日し、13日間にわたるプログラムに参加しました。本プログラムは、国際交流推進機構との連携により農学研究科が実施している国際交流科目「変容する東南アジア-環境・生業・社会」の一環で、来日したタイの学生に講義や体験学習等の機会を提供するものです。本年度は、人間の安全保障開発連携教育ユニットの支援も受けました。

 本プログラムでは、農林水産業や環境に関わる講義やフィールドワークとして、英語講義「Agri-food world in Japan: present and future」の受講、北山林業とかやぶきの里の訪問、琵琶湖博物館で琵琶湖生態系についての英語講義の受講・展示の見学、中道農園(滋賀県野洲市)と滋賀県農業技術振興センターの訪問、本学の植物園と実験農場の見学と京都市内の農家訪問、本学高槻農場とアサヒビール工場を見学の研修を実施しました。  

 また、日本文化の体験学習では、英語講義「京都の文化」を受講し、さらに、友禅染と着物の着付けを体験し、金閣寺、清水寺、錦市場を訪問しました。

 最終日のグループ発表会では、日本の和菓子とタイの伝統菓子の比較、日本とタイの米生産の比較、日本とタイの食習慣の比較、日本とタイの魚食文化の比較について発表しました。

 このプログラムには、過去にカセサート大学を訪問した本学学生が積極的に参加し、タイの学生たちとの絆を深めました。


縄田栄治 農学研究科教授によるオリエンテーション

森純一 国際交流推進機構長・教授による歓迎の挨拶

河上志貴子 国際交流センター准教授による英語講義「京都の文化」

海遊館見学

滋賀県農業技術振興センター(滋賀県近江八幡市)での研修

京都近郊農家圃場見学

和菓子について発表するグループ

宮川恒 農学研究科長・教授より修了証を授与される学生