国際交流科目「暮らし・環境・平和-ベトナムに学ぶ-II」を実施しました。(2013年9月4日~9月19日)
国際交流科目「暮らし・環境・平和-ベトナムに学ぶ」では、これまで約100名の本学学部学生がフエ大学を訪問しています。本年度も12名の本学部生と教員2名がベトナムにおいて臨地研修を実施しました。
最初の訪問地ホーチミン市で、統一会堂や戦争証跡博物館などを訪問し、ベトナム戦争の歴史について学びました。フエ市では、今夏日本に招へいしたフエ大学生との再会を喜び、フエ市内だけではなく少数民族の住む農村域へも足をのばし、人々の生活に触れる機会を得ました。フエ大学において実施した研修報告会では、学生自らがフエ大学生とともに調べた成果を発表し、30名を超す参加者と活発に議論しました。ハノイ市でもハノイ理工大学生とともに民族学博物館を訪問し、交流を深めました。さらに地球環境学堂がホイアン市で開いたワークショップ「インドシナ地域における地球環境学連携拠点の形成」にも参加し、日本・ベトナム・ラオス・カンボジア・タイの研究者の議論に加わりました。
参加者は、普通の旅行では知りえない生のベトナムの一端に触れ、今後の学生生活ひいては進路をあらためて見直す機会を得ることができました。
フエ郊外の農家を訪問 | 山間部の少数民族を訪問 |
チュンソン戦没者墓地を訪問 | 国境の町でラオス料理をフエ大学生と楽しむ |
フエ大学における研修報告会 | フエ大学生との送別会 |