工学研究科馬詰研究奨励賞授与式を挙行しました。(2011年8月12日)
工学研究科では、百周年時計台記念館において工学研究科馬詰研究奨励賞授与式を挙行しました。
この工学研究科馬詰研究奨励賞は、工学研究科で博士学位を取得された故馬詰彰氏のご家族から、故人のご意志により、サラリーマン生活で貯蓄された貴重な財産から、同研究科の学生のための奨学金として多額のご寄附をいただいたものであり、同研究科博士課程へ進学した学生の中で、研究業績・品格ともに優れ、かつ欧米先進国で海外研修等を行おうとする者を奨励・支援するために表彰するとともに、海外研修等に要する渡航旅費、滞在費等相当額を奨学金として給付するものです。最初となる今回は、14名の学生に授与しました。
授与式には、小森悟 工学研究科長をはじめ工学研究科関係者のほか、寄附者であるご家族も出席され、小森工学研究科長から「この奨励賞の受賞を機に、積極的に海外視野を広げ、国際的に活躍しうる人材に育ってほしい」との激励の後、表彰状が手渡されました。
授与式終了後の学生との懇談会では、故馬詰氏と親交の深かった故福井謙一先生のご夫人も出席され、海外研修への期待や大学・研究所等での研究活動についての会話が弾みました。
授与式の様子 | 授与式後の記念撮影 |
学生との懇談会の様子 |